研究会概要

ご挨拶

耳鼻咽喉科短期滞在手術研究会は、平成16年、耳鼻咽喉科領域における短期滞在手術の安全性、技術の向上、発展に寄与することを目的として設立されました。短期滞在手術とは外来・日帰り手術を含め、5日までの入院手術であり、その対象は術者の技量、経験、その施設の設備、体制などにより異なりますが、基本的には悪性腫瘍以外の耳鼻咽喉科疾患です。
欧米では、短期滞在による手術が一つの治療システムとしてすでに確立しており、口蓋扁桃摘出術、鼻中隔矯正術、鼓室形成術など多くの手術が日帰り手術で行われています。この手術のメリットは、早期社会復帰が可能となること、医療費の抑制につながること、院内感染の可能性が低下することなどとされています。
今回、ホームページを立ち上げ、当研究会の過去のプログラム、今後の研究会の案内を身近な情報としてお伝えすることができるようになりました。この会が耳鼻咽喉科領域における短期滞在手術に取り組まれている医師、医療従事者の情報交換に役立つことを期待しています。

代表世話人 岩野 正